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iPad Proはパソコンの代わりになるのか?実際に使ったレビュー

2020年3月22日に更新。随時更新予定です。

場所をとる割に、たまにしか使わないデスクトップのパソコン。

起動時間が結構かかるようになったので、そろそろ買い替えを検討し、次はノートパソコンかな?と思っていました。

しかし、色々調べていると、iPad ProのOSが新しくなり、マウスにも対応し、パソコンの代わりになるという情報を入手しました。場所もとらないし、起動も早いし、使い勝手はiPhoneと同じといういいことしか思い浮かばないので、購入しました。

私が購入したのは、

iPad Pro 12.9インチ 256GB Wi-Fi 2018年発売の第3世代(2020.2現在最新)』

2019年11月に購入し、2020年3月現在まで、実際に使ってみた感想を綴ります。

結論として、私の使い方では、十分にパソコンの代わりになり、とても満足しています。始めは乗り気ではなかった妻も、いざ買ってみると使いやすさに感動し、今では嬉しそうによく使っています。f:id:kuromenboo:20200217220117j:plain

パソコンでしていた作業

私と同様に、次に列挙する作業しかしていないならば、iPad Proはパソコンの代わりとして十分に使えると思います。内容の詳細は後述します。

 

各作業ごとの、iPad Proとパソコンの比較

まず言いたいことは、煩わしい起動動作がないので、すぐに作業ができます。これが何よりもパソコンに勝る部分だと思います。また、マウス使用可能なので、ほぼパソコンです。

1.写真整理

ミラーレス一眼で撮影した写真や動画の整理、管理です。

パソコンでは、「2019→20190101_正月→写真データ」などの構成で保存し、フォルダ管理するとともに、HDDでバックアップをとっていました。

iPad Proでは、写真をフォルダ管理することはできず、全く同じことは出来ませんので、管理方法をクラウド管理に変更しました。同じことができずに戸惑いましたが、私はこの管理方法の方がデータがなくなる心配がないので、良いと思います。

Google Photoに全データを保存。

iPad Proの容量には限界があるため、 iPad内は仮置き場として、自動同期でクラウド上にアップすることにしました。Google Photoは無料で、写真、動画を無制限でアップロードすることができとても便利です。ただし、少しだけ画像が圧縮されるので、写真にこだわりがある人は満足できません。私は満足できず、どうしたものかと悩みましたが、その解決策がAmazon Photoです。

 

Amazon Photoにも全データ保存。

バックアップとしてAmazon Photoにもアップロードしています。こちらはAmazon prime会員限定で、無制限で、生データをアップロード可能です。高画質のデータを残したい私には重要です。ただし生データな分重たいので、ダウンロードに時間がかかるので、気軽に見返すことはできません。また、動画は容量制限があるので、写真だけになります。

 

この併用作戦で、主に使用するのはGoogle Photoで、共有もしやすい。

高画質のバックアップとしてAmazon Photoで、気が向いた時にiPadにデータを持ってきて加工しています。

この写真管理なら、ハードディスク不要ですし、他の人とシェアするのも容易です。何があってもデータがなくならないのは安心です。 

2. 写真加工

パソコンでは、スペック不足でRAWデータの加工はしたくてもできず、泣く泣くスマホ内でjpegデータの加工をしていました。

iPad Proでは、Photo shop Lightroom CCのサブスクリプションを購入し、写真を加工しています。RAWデータを扱っても十分にサクサクと編集が可能です。正直なところ、写真の加工をしたくてIPad Proを買ったと言っても過言ではありませんし、期待通りの性能を発揮してくれています。


3. プリンタでの印刷

パソコンでは、専用ドライバをインストールして、デバイス設定をして、やっと使えていました。

iPad Proでは、とっても簡単です。Wi-Fiに対応したプリンタであれば、設定なんて必要ありません。プリンタを起動し、後は印刷したいページで印刷を選択すれば、プリンタが出てくるので、選ぶだけです。直感的に印刷できます。

印刷の詳細を設定したい場合は、メーカーのアプリをインストールすることで詳細設定が可能でした。f:id:kuromenboo:20200217221117j:plain

4. 動画編集

パソコンでは、ムービーメーカーを使って、結婚式二次会の動画や、旅行の写真をまとめた動画を作成していました。

iPad Proではまだ作ったことがないです。イメージですが、IPhoneでできることは何でも出来るので、直感的に作成できるのでは?と思っています。

 

5. ネットサーフィン

iPad Proスマホのような使い方ができます。持ち運びもできるので、机で見たり、ソファに座って見たりと好きな場所で作業ができます。

 

6. 年賀状作成

パソコンでは、ダウンロードした宛名書きリストのアプリで管理し、印刷していました。

iPad Proでは、まだ使っていません。管理できるアプリはあるだろうという推測です。

 

7. ブログ作成

今もiPad Proでブログを書いています。パソコンと何も変わりません。 

 

iPad Proで可能になった作業

ここからは、iPad Proを買ったからこそできるようになった作業です。

  • お絵描き(Apple Penの第二世代(2020.2現在最新版)が使用でき、紙に書くような描き心地です)
  • 手書き文字を画像に入れる。
  • 電子書籍が読みやすい。
  • 動画を好きな場所で大画面で見られる。

 

iPad Proでできなくなった作業

唯一ひとつだけ、iPad Proによってできなくなった作業があります。

それは、iPhoneの同期とバックアップ」です。

パソコンであれば、iTunesiPhoneのデータを丸ごとバックアップでき、パソコン内の音楽を全てiPhoneに入れることができていました。

iPad Proでは、iPhoneのバックアップをとることができません。借りてきたCDをiPadに入れたところで、iPhoneに移すこともできません。

・アプリのバックアップは、iCloud機能を使用すれば十分に可能でした。

・音楽のバックアップ方法は、Apple Musicの有料機能を使わないとできず、無料版に切り替えるとバックアップも全て消えてしまうという、金のかかる対応しかありませんでした。私は、過去10年分ぐらい貯めてきた音楽データとの決別の時だと割り切り、一度空っぽにし、無料で音楽が聴けるアプリで対応することにしました。そんなに困ってはいません。

 

その他(iPad Proでは向かない作業)

ここは私がネットサーフィンで調べた情報からの推測になりますが、下記をパソコンでしたい人はIPad Proはおすすめできません。

  • オンラインゲーム
  • プログラミング
  • 6000万画素の高画素の生データの画像編集(多分重すぎる)
  • Office(Power Point, Excel, Word)の使用。(iPad Proで使いたい場合は有料で、月1000円ほどかかりますし、マルチタスク対応とは言っても、パソコンの作業性には劣ると思います)

 

iPad Proと合わせて購入した物

iPad Pro 12.9インチと合わせて購入した物を紹介します。

Apple Smart Keyboard Folio

第三世代用です。第一世代、第二世代用もあり紛らわしいので注意して下さい。背面カバーにもなるので、ケースを使わずに行けてます。

他のを使ったことがないですが、満足しています。高いだけあって、iPad Proとの接続部、磁石でパチっと接続される感じ、良いですよ。

 

USB Type C ハブ

綺麗にフィットするので、付けていてもそこまで邪魔になりません。これだけハブがあれば私にとっては十分です。

 

Apple Pencil(第二世代)

2020.2現在はこれが最新です。iPad Proが第三世代で、ペンは第二世代。紛らわしいです。描き心地はとてもよく、iPad Proの上部にくっついて充電されるのはスマートです。一番上の画像にペンが写っているのに気付きましたか?

 

ペーパーライク保護フィルム

他のも使ったことがないので何とも言えませんが、不満はありません。

 

iPad Pro 12.9インチ 256GB WI-Fi 第三世代

私自身とても満足しており、妻も大満足です。滅多にパソコンを使わない人にとってはiPad Proは最適解だと思っています。購入を検討してみてはいかがでしょうか?(ただし、iPad Proにするか、サイズは12.9も必要なのか、iPadで良いかなどの葛藤はあります)